40代 ワーママ 転職、やってみた!

子育て中・ワーママ・40代。時短勤務の転職とか就活とか日々の経験(苦労)について。

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【小1の壁】週5勤務ワーママが感じた壁と対策

ついに新年度!

明日から4月。新小学一年生は、学童がスタートする子もいるか思います。


今日は、ちょっと前のことを思い出して、小1の壁について書いてみたいと思います!

小1の壁とは

子供が保育園から小学校に入学し、環境が変わって仕事と育児の両立が難しくなる事象、のこと。

小1の壁、私の場合

さて、私もかつて小1の壁にぶつかりました。
具体的にはいろんな壁ポイントが家庭によってそれぞれあるのだと思いますが、私が「壁」と感じたポイントをお話しします。

①お迎え時間のリミットの壁

私の場合、保育園時代は迎え時間のリミットが18時15分でした。(ギリギリ間に合っていたので延長保育を使いませんでした)標準のリミットが18時15分。それが、学童(公立)は18時ジャストになり、過ぎると子供は外に出されます。それか、間に合わない場合は1人で帰宅してください、という感じでした。15分変わると途端に厳しくなる、ギリギリのパターンもあると思います。
私は、当時勤務していた会社の定時が18時かつ時短勤務は3歳までだったので、いずれにせよ出勤日は定時まで働けない。なので会社に相談して、出社日は時短、在宅勤務日は中抜けでお迎え、にさせてもらっていた(もちろん減給)ので、この壁はあまり関係はなかったですが、結局仕事でトラブってギリギリになり、子供を学童の外で待たせたことは何度かあります。
居住地によっては、延長のある学童や民間の学童も検討できるかと思うので、そのような場合はお迎え時間の壁は発生しないかもしれません。(私は場所柄、そのような選択肢が無かった)

②登校時間が決まっている壁

お迎えばかりに意識が向きがちですが、登校時間も壁があります。保育園は、登園時間の幅があり、7時台〜8時台など、通勤の都合で連れて行く時間を決められました。
しかし、学校は概ね門が開く時間が決まっていたり、登校班があったりして、家庭の都合に合わせて早く登校するということはできない場合が多いのではないかと思います。

親の出発時間が子の登校前、ということもあり得ます。(うちは幸いギリ大丈夫でした)入学直後の一年生が、時計を見て鍵閉めて、ちゃんと学校に行く、というのは、慣れるまで心配だと感じるケースも多いと思います。

また、入学直後は特に、学校まで、登校班の集合場所まで、など親が付き添って登校しているパターンもよく見かけました。

③学童の開所時間が遅い壁

これは、夏休みとか長期休暇期間の話です。
利用する学童によりますが、開所時間が、学校の登校時間よりも遅い場合があります。私もそうでした。なので、普段よりもますます仕事に行ける時間が遅くなります。
私の場合は、学童が最寄駅の近くだったので、子を送りつつ自分も出勤していました。
そこまで想定した場合、ますます始業時間を遅らせることになり、ますますフルタイム勤務が難しくなります。みんなどうしてるのかな?と思い、知り合いのママに聞いたところ、長期休暇だけ毎日会社を遅刻させてもらっている、1人で学童に行ってもらう、友達と約束して行ってもらう(友達が休む日は大丈夫か要確認)などの声がありました。

④やることが増える壁

これは、改めて「保育園様々だった」と気付かされる壁です。
学校は、働く親の負担を減らそう、という対応はなく、宿題、持ち物、学校からの連絡や各種〆切など、全て自己管理しなければいけない感満載です。ということもあり、細々した日々のタスクが単に増えます

例えば、

  • 宿題やらせる&丸つけ
  • 音読やらせる&感想を書く
  • お便りが来ていないか確認
  • 明日の時間割と持ち物確認
  • 筆箱の中身チェック
  • タブレットの充電チェック
  • 給食当番着の洗濯とアイロン
  • 保護者会とか旗持当番(平日)

などです。あと、長期休みは毎日、弁当も作ります。
学童に入れたところで、仕事をしながらそれらを行うのは結構大変だったりします。グッとやることが増えて大変になる印象でした。

⑤子どもが新たな気づきを得る壁

保育園時代、当然のように朝から晩までほぼ毎日、同じメンバーで園で過ごしていた時代には思ってもいなかったであろう、

「世の中にはお母さんが仕事に行かず家にいて、学校が終わったら学童には行かず家に帰り、おやつを食べたり外に遊びに行ったり、自由に楽しそうにしている人種が割とたくさんいる」

という新事実に子供が気づき始めます。

そうなると、なぜ私はずっと、夏休みも冬休みも朝から夜まで学童に行かなければならないのか。という疑問を持ち始めます。

たまたま学校で仲良くなったメンバーが自分以外全員学童なしパターン、という可能性も大いにあります。なぜ私だけ…と悲しそうに言われた時、うまく説明して納得してもらう方法を準備しておいても良いかもしれません。

我が家の『小1の壁対策』

前述の壁を感じつつ、我が家でとった対策は以下のとおりです。

会社に相談する

壁にぶつかった時、もう辞めたい…と思う気持ちはとても共感できます!しかし、一旦辞める前に会社に相談してみることをお勧めします。

子が小学校入学当時、私の勤務していた会社の規定で時短勤務は子が3歳まで。定時まで働くと迎えに間に合わないし、長期休みは始業に間に合わない。かといって、フレックスの制度もない。時間休の制度もない。もう辞めるしか…とも考えたのですが一旦会社に事情を話し相談しました。

その結果、前例もなかったのですが、『出社日だけ早く帰り、長期休みは朝も遅刻、不足の時間数分は欠勤扱い(無給)』どうですか?という対応が提案され、時間の問題は解決できました。制度がなくても相談することで対応案が出てくることもあります。まずは上司に相談してみましょう!

学童行きたい!と感じさせる

理由にもよりますが、我が家のように、学童に行っていない子もいる、と気づき始め騒ぎ出した『学童に行きたくない』問題。とはいえ1年生はほぼ学童に入れるので、多くの友達が学童に通っていました。なので、騒ぎ出した時にはまず『なぜ行きたくないの?』と理由を毎回じっくり聞いてみました。すると、『〇〇ちゃんは行ってない。みんな行ってない。』と言い出します。逆に、『でも、そのほかの△△ちゃんも□□ちゃんも学童だし、よく考えたら今仲良い子、みんな学童だよね?』→『そうだった…』となって毎回終わってました。笑 

騒ぎ出したら冷静に話し合ってみると意外と『行きたくない』が治ったりもするのでおすすめです。

あとは、学童のイベントや今ハマっている遊びなどを日常的に聴取(笑)して、今日は〇〇があるから行ったほうがいいよ!みたいに気分を上げたりして乗り切りました。

(学童が合わない、人間関係の問題などでの行き渋りの場合はまた対応方法も変わると思います。)

※学童行きたくない問題は学年が上がるにつれて深刻化するパターンが多いので、心の準備が必要です。

日々のタスクはできるだけ子供主体に

1年生だと、なかなか世話を焼きたくなってしまいますが、私は(面倒だというのもあり)できる限り主体性に任せるという方向でやっています。

  • 宿題&音読は言われなくてもやる習慣を
  • お便りも自分で出してもらう
  • 忘れ物は自己責任
  • 筆箱チェックも自己責任

忘れ物や宿題忘れなどは、命に関わる水筒などを除き基本自己責任にしました。軽く声掛けはしますが、忘れても基本届けません。

周りのママの声を聞くと、全て忘れないように用意周到でやってあげているご家庭もあり、個人的にそれはなかなか親も大変だな、と感じました。(私が適当なだけかもしれないが)

転職を考える

これは、私は子が小1の壁が原因で転職、はしなかったのですが(その時リモートとか時間の融通がきく会社にいたから)、そうでなかったら転職は確実に考えたと思うのでおまけで挙げました。

まとめ

小1の壁とひとことにいっても、それぞれの環境でぶつかる壁は様々。今日は、私がフルタイムワーママとしてぶち当たった小1の壁について思い出してみた回でした!
最初に想定していた以外に、やってみると「こんな壁もあるのか!」という発見の連続。聞いてはいましたが保育園時代とはいろいろと変わりますが、仕事を辞める決断をする前に、色々と試行錯誤してみても良いかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。