40代 ワーママ 転職、やってみた!

子育て中・ワーママ・40代。時短勤務の転職とか就活とか日々の経験(苦労)について。

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時短勤務の職探しに壁。とのことです。

『時短勤務の職探しに壁』

ちょうどタイムリーなニュースが出てますね!

法改正で、企業に対して『育児理由の時短勤務期間の延長』や『働きやすい環境の整備』などが義務付けられるので、会社によっては対応できず、時短勤務や働きやすさを求めるワーママの就職先が大幅に減るのでは?みたいな話でした(ざっくり)。

法改正、嬉しいのか、悲しいのか。

働きやすい環境整備が義務化される、とは?

私たちワーママ側からすると、ぱっと見、『働きやすい環境整備が義務化される』という嬉しい制度のように感じますが、あくまでそれは自分の勤務先がそのような制度を取り入れてくれた時の話。または、そんな会社が私たちに門戸を広げてくれた時の話。

逆に、そのためにワーママの採用機会が狭まってしまうと、より希望の職に辿り着くのが難しくなってくる…

てか、正直今までもかなり大変だったのに!(心の声)

私は子持ちになってからも結構転職活動(職探し)をしていて、この壁は前からひしひしと身に染みて感じておりましたが、さらに…ということでしょうか。深刻!

企業側の気持ちもわかる

とはいえ、企業に勤め続けている身としては(主に中小企業)、雇う側の事情も理解できます。

そのために規則を変え、テレワーク環境を整え、産休育休中の対策を考え、人員も余るほどは雇えない。…大変ですよね。

だったら最初から、フルタイムで出社で働ける人を雇うか、となる気持ちもわかります。

ワーママたちのために頑張ってくださいよ!とはいえないですよね。それは企業が決めることです!!

そもそも時短正社員の求人を探すなど至難の業

というかそもそもの話。法改正に関係なく、元々時短正社員の求人など滅多に見つかりません。

時短正社員を私も希望していたので色々探したりしていましたが、最初から時短勤務OK、とはほぼ聞いたことがないです(就活中、何社かに問い合わせたことがあるのですが、すべてNGと言われました。)入った時から時短勤務だと、ひととおりの仕事の流れを覚えるのが難しかったり、定時までの定例会議とかあったら参加できないじゃん、となりそうですしね。

世の中の時短正社員、ほとんどが『前からフルタイムで働いていて出産を機に時短で働いている(しかも期間限定で)』説、です。お見知り置きください。

とはいえ交渉の余地はある

とはいえ、お子さんが3歳以下または未就学の方で、受けたい会社の時短関連制度と条件があっている場合は交渉の余地があるなではないかと思います。

もしかしたら、最初数ヶ月は、テレワークと同様にフルで出社で、とかあるかもしれませんが、うまく行けば最初から時短勤務もできるかもしれないので、もし面接に進むことができれば、あくまで可能性として、みたいな雰囲気を出しつつ交渉してみても良いと思います。

なかなか希望の会社に採用されない場合、ワーママはどうすればいいのか?

そうなってくると、正社員として雇用され、時短勤務やテレワーク、働きやすい環境を手に入れるにはどうすればいいの?となります。いろいろ意見はあると思うのですが、よほどの職務経歴やスキルや資格を持っている人の場合を除き、『何かを妥協するしかない』と私は思います

(よほどの人、についてはそもそもここで悩む必要がないと思うので割愛します)

 

何が妥協できるのか、考えてみる

これは自問自答だと思います。

自分は何を妥協できるのか。何も妥協したくないなら、職探しをめげずに頑張る(並行してスキルアップや勉強)しかないかなと思います。

でも、最初は何かを妥協したとしても、そこから成長していくことは可能。やっていくうちに、やりたい方向がみつかったり、勤務年数を重ねた結果ステップアップできたり、新たな経験やスキルを得たり。そうしたらまた新しいチャンスがやってくるので、最初妥協をしたとしても、ずっとそのまま、ということではないはず。(あくまで自分次第ですが)逆に、やってみたら案外、非正規の方が楽でいいな、とか、出社の方が気分転換になるな、とか、給料安くてもストレスがない、とか、意外な職種が自分に合っていた!とか。新しい発見があったりもします。

私の場合の妥協点

私は今、とても働きやすい環境で働いています。勤務時間は自分で決められましたし、休みやすく、テレワークも多く、職種もほぼ希望通りで会社も近いです。でも派遣です。

私の場合は、雇用形態を妥協しました。正社員を辞めました。何もかもが手に入る職は見つけられなかったので仕方ないですし、それ以外が希望にかなり近い条件なので、転職してよかった部分は多いです。

まとめ

ということで、完璧をし求めてずっと職が見つからない、ということでも良ければ別にいいのですが(そういう人にとってはそれが妥協点なんだと思う)、そうでもないなら『妥協できるところ』を決めて、幅広く探してみても良いと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!